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第87回眼 近視を防ぐ携帯型ゲーム対策

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自分の部屋に持ち込まない!

【博士】
「そういうことです。

また、『自分の場所、自分の空間には持ち込まない』というルールを制定するのも、ON、OFFを区別する環境づくりとしては大切ですね。」

【ママ】
「あ、さっき言ってたことですよね。
どうして自分の部屋に持っていったらいけないの?」

【博士】
「だって、そう思いませんか。

自分一人だけの空間にDSを持ち込んでしまうと、ついダラダラ続けてしまうでしょう。
ずーっとON状態になってしまいます。」

【ママ】
「でも、教育の機会にはなるかも。
節度を持ってゲームしましょう、ケンタの忍耐を鍛える、みたいな。」

【博士】
「ケンタくんにそれを要求するのはまだ早いですよ。
かえって、ストレスを溜めこませてしまうだけです。

それに、大人だって、好きな趣味の道具を持って部屋にこもったら、時間を忘れて没頭してしまうって、よくあることでしょう。

並大抵の努力じゃ、OFFにはできません。」

【ママ】
「それもそうね。
パパも休日に趣味のプラモデルを始めたら、一日中書斎にこもってるもの。」

【博士】
「環境づくりをして、DSをやる時間、やらない時間のメリハリをつけるのが理想です。」

【ママ】
「わかったわ。
今日からやってみます。

いい解決策が見つかったから、これで今日からまた、心おきなくポテチが食べられます。

これまで、ケンタのDSのやり過ぎと視力のことが心配で、ポテチも喉が通らなかったのよね~。」

【博士】
「あ~あ、ママにもポテチ置場が必要ですね…。」

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