第108回眼 目を細めて見てると乱視になりやすいってホント?
- 視力回復辞典(視力回復の真実)
- 2014.02.15
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公開Q&A(2):『目を細めるクセがなかなか治りません。』
【ママ】
「博士、もう一つの質問がコレ。」
目を細めるクセがなかなか治りません。
【博士】
「この方のように、目を細めることはクセになりやすいので、対策が必要です。」
【ママ】
「このお母さんは、なかなか治らなくて、つい叱ってしまうことも多いんですって。
それが悩みみたい。」
【博士】
「一つの方法は、発想を転換させることです。
遠くが見えないことはダメ!と自分を追いつめてしまうと、目に負荷をかけてまで、その事を解決しようとしてしまいます。
ぼんやりとして、見えにくい状態でも、『今は目の筋肉が解放されている状態だ~』と気楽に捉えることです。」
【ママ】
「へえ~、それ、いいかも。
リラックスしてるんだ~、目がホッとしているんだ~、と思ったら、ぼやけてもそんなにあせらなさそうね。」
【博士】
「視力回復は、根気のいるものです。
そのためにも、ストレスを溜めないこと。
これが大切です。
ストレスが近視の原因になってしまうこともあるくらいですから。
ですので、見えないことをどうしてもストレスに感じてしまう場合は、メガネをかけることだって、方法のひとつですよ。」
【ママ】
「え、メガネをかけさせちゃうの?
えー、それって抵抗あるな。
そりゃ、ストレスは無くなるかもしれないけど、せっかく視力回復トレーニングをがんばっているのにー。」
【博士】
「気持ちは分かります。
でも、目を細めることがクセになり、乱視になってしまうよりはマシです。」
【ママ】
「そうか、そうだよね…。」
【博士】
「そして、先週のおさらいになりますが、メガネに踏み切る場合の忠告をひとつ。
『必要以上には使わない』これが大切です。
授業中に黒板の文字が読めないときなど、どうしても見ることが必要なときにかけるようにしましょう。
そして、眼鏡なしで見える距離を見るときは外しましょう。」
【ママ】
「そうか、“メガネは望遠鏡”ですものね!」
【博士】
「その通り。遠くを見る必要がある時だけに限定することによって、メガネによって近視が進んでしまう現象を防ぐことができます。」